自宅のゴミを荒らしたり、畑の農作物を食べたりするカラス。
何度追い払っても戻ってくるため、「エアガンで威嚇すれば逃げるのでは?」と考えたことがある人もいるのではないでしょうか。
しかし、カラスへのエアガンの使用には、効果だけでなく法律や安全性の問題もあります。
一方で、農林水産省の資料には、鳥獣の追い払い方法としてエアガンを利用する記述もあり、すべての追い払い行為が一律に違法というわけではありません。
この記事では、カラスにエアガンを使用する効果と限界、違法になる可能性、安全な追い払い方法を解説します。
さらに、防鳥ネットやゴミ収納ボックスなど、カラスを傷つけずに被害を防ぐための対策用品も紹介します。
カラスにエアガンは効果がある?【結論】

結論からいうと、エアガンによる威嚇でカラスが一時的に逃げる可能性はありますが、継続的な追い払い効果は期待しすぎない方がよいでしょう。
カラスは警戒心が強く、学習能力にも優れた鳥です。
突然の音や見慣れない物に反応することはありますが、危険がないと学習すれば、同じ刺激を警戒しなくなることがあります。
また、サバゲー用のエアガンでもBB弾が当たればカラスを傷つける危険があり、法律上の問題につながる可能性があります。
カラス対策では、次の3点が重要です。
- 一時的な効果: 威嚇によって逃げる可能性はあるが、効果が続くとは限らない。
- 法律と安全性: BB弾を当てたり、周囲に危険を及ぼしたりする行為は避ける。
- 根本的な対策: 防鳥ネットなどを使い、カラスが餌に近づけない環境を作る。
特に、ゴミ置き場や家庭菜園の被害を防ぐのであれば、エアガンで何度も追い払うより、カラスが侵入できない環境を整えることが大切です。
エアガンでカラスを追い払う効果と限界

カラスは人間の行動や周囲の環境を観察し、危険かどうかを学習する能力を持っています。
そのため、エアガンを見せたり音を出したりすることが、必ずしも長期的な対策につながるとは限りません。
エアガンを見たり音を聞いたりするとカラスは逃げる?
カラスは警戒心が強い鳥なので、突然の物音や人の動きに驚いて飛び去ることがあります。
エアガンを構える動作や発射時の音に反応し、一時的にその場を離れる可能性も考えられます。
ただし、カラスがエアガンそのものを危険な物として認識しているとは限りません。
また、サバゲー用エアガンの発射音だけで、どの程度の追い払い効果が得られるのかについても、十分な科学的根拠は確認できません。
カラスが一度逃げたからといって、エアガンによる追い払いが有効だと判断することはできません。
エアガンによる追い払いを続けても効果はある?
カラス対策で注意したいのが、同じ刺激への「慣れ」です。
農林水産省によると、かかしや爆音機などの追い払い道具は、一時的な効果があっても、時間の経過とともにカラスが慣れてしまうことがあります。
例えば、最初は大きな音に驚いて逃げていたカラスも、その音によって実際には危険が生じないと学習すれば、反応が弱くなる可能性があります。
エアガンについても、同様の問題が考えられます。
ただし、エアガン単独での長期的な効果が実証されているわけではありません。
カラスがゴミや農作物を目的として集まっている場合、追い払っても餌が残っていれば再び戻ってくる可能性があります。
重要なのは、カラスを驚かせることよりも、カラスが集まる原因を取り除くことです。
参考:農林水産省|地域のチカラで野生鳥獣から田畑を、地域を守る
電動ガン・ガスガン・エアコッキングガンで違いはある?
サバゲー用エアガンには、主に電動ガン・ガスガン・エアコッキングガンの3種類があります。
それぞれ動力や発射方式が異なりますが、いずれもBB弾を発射する製品です。
電動ガン
バッテリーで動作し、連射できるモデルが多い、安定して撃ちやすい
ガスガン
ガスの圧力を利用し、作動音や反動を楽しめるモデルもある
エアコッキングガン
手動で空気を圧縮してBB弾を発射する
これらはサバゲーや標的射撃などを楽しむためのものであり、野生動物への使用を目的とした製品ではありません。
また、発射方式が異なっても、BB弾がカラスに当たればけがをさせる危険があります。
電動ガン・ガスガン・エアコッキングガンのいずれも、カラスを撃つための道具として使用することはおすすめできません。
カラスをエアガンで撃つと違法になる?

カラスにエアガンを使用する際、特に注意したいのが法律の問題です。
カラスは身近な野鳥ですが、迷惑だからという理由で自由に捕獲したり、傷つけたりしてよいわけではありません。
また、エアガンでカラスを撃つ行為と、傷つけずに追い払う行為では、法律上の扱いが異なる場合があります。
カラスは鳥獣保護管理法で保護されている
日本に生息する野生鳥獣は、原則として「鳥獣保護管理法」によって保護されています。
この法律では、狩猟や許可を受けた場合などを除き、野生鳥獣を捕獲・殺傷することが原則禁止されています。
カラスも例外ではありません。
そのため、ゴミを荒らされたり農作物を食べられたりしたからといって、個人の判断でBB弾を当て、カラスを傷つける行為は法律違反につながる可能性があります。
なお、カラスの一部は狩猟鳥獣に指定されていますが、狩猟には対象となる種類、期間、場所、方法などの決まりがあります。
狩猟鳥獣だからといって、サバゲー用エアガンで自由に撃ってよいわけではありません。
自宅の庭や敷地内ならエアガンを撃ってもよい?
「自分の土地ならエアガンを撃っても問題ないのでは?」と考える人もいるかもしれません。
しかし、自宅の庭や私有地だからといって、法律上の制限がなくなるわけではありません。
カラスを傷つければ鳥獣保護管理法に関わる問題が生じる可能性があります。
さらに、BB弾が敷地外に飛び出したり、跳ね返った弾が人や車、建物などに当たったりする危険もあります。
特に住宅街では、周囲の人から見て本物の銃と区別しにくいこともあり、不安やトラブルを招くおそれがあります。
実際に発射する行為が違法になるかどうかは、使用場所や方法、周囲への危険、地域の規制などによって判断が異なります。
自宅の敷地内であっても、カラスを追い払う目的でエアガンを発射することは避けましょう。
農地ではエアガンを使った追い払いも行われている
一方で、エアガンを使った追い払いが、すべて違法というわけではありません。
農林水産省が公開している「野生鳥獣被害防止マニュアル【総合対策編】」では、鳥や猿などの追い払いに、ロケット花火やエアガンなどを利用する方法について触れています。
ただし、同資料では事故やけが、火災への注意に加え、追い払う野生鳥獣に傷害を与えない配慮が必要とされています。
ここで重要なのは、農業被害対策として追い払い方法が紹介されていることと、一般の人が自由にエアガンを使用してよいことは別だという点です。
また、「エアガン」という名称は幅広く使われますが、サバゲー用のエアソフトガンと、狩猟などに使われる空気銃は異なるものです。
資料にエアガンの記載があるからといって、すべての製品や使用方法が認められるわけではありません。
農地であっても、周囲の安全や野生鳥獣への影響、関係法令を確認する必要があります。
一般家庭でカラス被害に困っている場合は、エアガンによる威嚇ではなく、防鳥ネットやゴミ収納ボックスなどを活用した対策が現実的でしょう。
参考:農林水産省|野生鳥獣被害防止マニュアル【総合対策編】(PDF)
カラスにエアガンを使用する危険性

エアガンによるカラスの追い払いには、法律だけでなく、安全面でも注意が必要です。
特に住宅街では、BB弾による事故や近隣トラブルを引き起こす危険があります。
さらに、カラスの高い学習能力や繁殖期の習性を考えると、むやみに刺激することが逆効果になる可能性もあります。
BB弾でカラスを傷つける危険性
サバゲー用エアガンは、決められた安全基準の範囲内でBB弾を発射する製品です。
しかし、安全基準を満たした製品だからといって、生き物に向けて撃ってよいわけではありません。
BB弾がカラスの目や体に当たれば、けがを負わせる可能性があります。
特に目などの弱い部分に命中した場合は、深刻な傷害につながるおそれもあります。
また、カラスを狙っていなくても、意図しない方向に飛んだBB弾が命中する危険があります。
サバゲー用エアガンは人や野生動物を撃つための道具ではありません。
カラスを傷つけずに追い払うことが目的であれば、BB弾を発射しない方法を選ぶべきでしょう。
跳弾や周囲の人・建物への危険性
エアガンの使用で忘れてはいけないのが、BB弾の跳ね返りです。
サバゲーでは、ゴーグルなどの保護具を着用し、安全管理された場所でエアガンを使用します。
しかし、一般住宅や庭先では、周囲の人が保護具を着用しているわけではありません。
例えば、カラスを追い払おうとして発射したBB弾が、壁や金属製のフェンスなどに当たって跳ね返る可能性があります。
その結果、通行人や近隣住宅の窓ガラス、駐車中の車などに被害を与えるおそれがあります。
また、カラスが屋根や電線などの高い場所にいる場合、BB弾がどこまで飛んでいくのか判断しにくくなります。
安全な射撃環境を確保できない場所では、エアガンを発射しないことが基本です。
カラスは人の顔を覚える?刺激すると逆効果になる可能性も
実は、カラスには人間の顔を識別し、記憶する能力があることが研究で示されています。
アメリカで行われた研究では、捕獲時に使用した特徴的なマスクを、アメリカガラスが危険な人物の顔として認識し、少なくとも2.7年間記憶していたことが確認されています。
さらに別の研究では、その危険な顔に対する反応が、直接捕獲されていないカラスにも広がることが示されました。
つまり、カラスは自分自身の経験だけでなく、仲間の反応から危険を学習する能力も持っているのです。
ただし、これらの研究は主にアメリカガラスを対象としたものであり、日本のカラスが同じように行動するとは限りません。
また、人の顔を覚えることと、恨みを持って仕返しをすることは別の話です。
とはいえ、カラスを繰り返し刺激することが、安全な対策になるとはいえません。
特に繁殖期には、巣やヒナを守ろうとして威嚇行動が強まることがあります。
無理に追い払おうとせず、カラスが近づく原因を取り除くことが大切です。
参考:研究論文|Social learning spreads knowledge about dangerous humans among American crows
ゴミを荒らすカラスの安全な対策方法

住宅街で発生するカラス被害の代表例が、ゴミ袋を破られ、中身を散乱させられることです。
カラスは視覚が優れており、ゴミ袋の中にある食べ物を見つけることがあります。
ゴミを荒らされないためには、餌になるものを減らし、カラスがゴミに触れられない状態にすることが重要です。
生ゴミや食べ物を放置しない
最初に取り組みたいのが、カラスを引き寄せる原因を減らすことです。
カラスは雑食性で、生ゴミや食べ残し、ペットの餌なども食べます。
そのため、屋外に食べ物を放置していると、カラスが集まりやすくなります。
日常生活では、次の点を意識しましょう。
- 生ゴミは水気を切り、新聞紙などで包んでから捨てる。
- ゴミ袋の外から食べ物が見えにくいようにする。
- ゴミは地域で決められた収集日・時間に出す。
- ペットの餌や食べ残しを屋外に放置しない。
一度ゴミを荒らしたカラスが、同じ場所を餌場として利用する可能性もあります。
まずは、カラスにとって魅力的な餌場を作らないことが大切です。
防鳥ネットでゴミ袋をしっかり覆う
ゴミ置き場のカラス対策として、比較的手軽に導入できるのが防鳥ネットです。
ゴミ袋全体をネットで覆うことで、カラスが直接ゴミ袋をつつくのを防ぎます。
ただし、ネットをかぶせるだけでは十分とは限りません。
隙間があったり、ネットの端が簡単に持ち上がったりすると、カラスがゴミ袋を引き出してしまうことがあります。
防鳥ネットを選ぶ際は、次のポイントを確認しましょう。
- ゴミ袋全体を覆える十分な大きさがあるか。
- カラスのくちばしが入りにくい細かな網目か。
- おもり付きなど、ネットの端がめくれにくい構造か。
特に重要なのが、ゴミ袋をネットからはみ出させないことです。
防鳥ネットは、製品の性能だけでなく、正しい使い方によって効果が変わります。
フタ付きのゴミ収納ボックスを活用する
防鳥ネットを使用してもゴミを荒らされる場合は、フタ付きのゴミ収納ボックスも選択肢になります。
ゴミ袋をボックスの中に収納することで、カラスが直接触れにくい状態を作れます。
ネットを毎回かぶせる手間を減らせる点もメリットです。
ゴミ収納ボックスには、折りたたみ式のメッシュタイプから、樹脂製のフタ付きタイプ、大型の集積所向け製品まであります。
選ぶ際は、ゴミの量や設置スペースに加え、フタの閉まりやすさや風で動かない安定性を確認しましょう。
なお、自治体や集積所によっては収納ボックスの使用方法に決まりがあるため、設置前の確認が必要です。
家庭で少量のゴミを出す場合は防鳥ネット、ネットだけでは対策が難しい場合は収納ボックスを検討するとよいでしょう。
畑やベランダに来るカラスの対策方法

カラスによる被害は、ゴミ置き場だけではありません。
家庭菜園の野菜や果物を食べられたり、ベランダに侵入されたりすることもあります。
こうした場所では、カラスが侵入しにくい環境を整えることが重要です。
家庭菜園や畑では防鳥ネットを活用する
家庭菜園では、収穫前の野菜や果物がカラスに狙われることがあります。
特にトマトやトウモロコシなど、食べ頃になった作物を守るためには、防鳥ネットによる対策が有効です。
作物の周囲をネットで覆い、カラスが直接触れられない状態にします。
ただし、ネットに隙間があったり、作物に密着しすぎていたりすると、十分な効果が得られない場合があります。
設置する際は、作物の成長を妨げず、カラスが侵入できないように工夫しましょう。
また、ネットがたるんだり破れたりしていると、鳥が絡まる危険もあります。
作物を守るだけでなく、鳥が絡まないよう定期的に点検することも大切です。
テグスやワイヤーでカラスの侵入を防ぐ
畑や果樹園では、テグスを張ってカラスの侵入を抑える方法もあります。
これは、カラスが飛行する際に、糸などの障害物を警戒する性質を利用した対策です。
農研機構では、カラス対策として次のような技術を開発しています。
- くぐれんテグス君: 防鳥ネットとテグスを組み合わせ、果樹園へのカラスの侵入を抑える技術。
- 畑作テグス君: 畑の上面や側面にテグスを張り、カラスの侵入を抑える技術。
防鳥ネットで全面を覆うことが難しい場所でも、条件に合えば対策として活用できます。
ただし、テグスは設置方法や場所によって効果が異なります。
また、細すぎる糸や緩んだ糸は鳥が絡まる危険もあるため、農研機構などが公開している設置マニュアルを参考に、安全に配慮する必要があります。
ベランダへの侵入を防ぐ
ベランダにカラスが来る場合は、まず何を目的に飛来しているのか確認しましょう。
食べ物やゴミが置かれている場合は、それらを片付けることが基本です。
また、カラスが頻繁に侵入する場所では、ベランダ用の防鳥ネットを設置する方法もあります。
ネットを使用する場合は、隙間を作らず、鳥が入り込んだり絡まったりしないように設置することが大切です。
ただし、マンションやアパートでは、管理規約によってネットの設置が制限されている場合があります。
さらに、避難ハッチや隔て板など、非常時の避難経路を妨げないことも重要です。
ベランダのカラス対策では、建物のルールと安全性を確認したうえで、物理的な侵入防止策を検討しましょう。
カラスに威嚇・攻撃されたときの対処法

カラスは普段から積極的に人間を攻撃する鳥ではありません。
しかし、繁殖期には巣やヒナを守るため、人に対して威嚇や攻撃をすることがあります。
このような場合は、エアガンなどで対抗しようとせず、安全にその場を離れることが重要です。
繁殖期のカラスが攻撃的になる理由
カラスは春から初夏にかけて繁殖期を迎えます。
横浜市によると、主に3月から7月にかけて巣作りや子育てが行われ、その時期に巣やヒナへ近づく人が威嚇されることがあります。
カラスが大きな声で鳴いたり、頭上を飛び回ったりするのは、巣やヒナを守ろうとする行動の場合があります。
また、巣立ったばかりのヒナが地面にいることもあります。
飛ぶ練習をしている途中の場合もあるため、安易に近づいたり触れたりしないようにしましょう。
繁殖期のカラスが威嚇してきた場合は、巣やヒナが近くにいないか注意し、刺激せずに離れることが大切です。
帽子や傘などで頭を守る
カラスに威嚇された場合は、できるだけその場所を避けて通りましょう。
どうしても通行する必要がある場合は、帽子や傘などで頭を守る方法があります。
横浜市では、カラスが後方から接近し、足で後頭部を蹴るように攻撃することがあると説明しています。
そのため、次のような対策が有効です。
- できるだけ巣やヒナの近くを通らない。
- 帽子や傘、カバンなどで後頭部を守る。
- カラスを刺激せず、様子を確認しながら離れる。
- 石を投げたり、棒を振り回したりして対抗しない。
カラスを追い払おうとして刺激すると、かえって危険な状況になる可能性があります。
まずは自分の安全を優先し、距離を確保するようにしましょう。
巣が近くにある場合は自治体や管理者に相談する
自宅の近くや通学路などにカラスの巣があり、威嚇や攻撃が続く場合は、自治体やその場所の管理者に相談しましょう。
例えば、街路樹であれば道路管理者、公園であれば公園管理者、集合住宅の敷地内であれば管理会社などが相談先になります。
なお、カラスの巣を撤去する場合、巣の中に卵やヒナがいるかどうかによって法律上の扱いが異なります。
卵やヒナを許可なく捕獲・殺傷したり、採取したりすることは原則として禁止されています。
空の巣そのものの撤去に捕獲許可が必要とは限りませんが、他人の土地や管理施設にある巣を勝手に撤去してよいわけではありません。
被害が続く場合は自分で無理に対処せず、自治体や施設管理者へ相談することをおすすめします。
カラス対策におすすめの防鳥ネット・ゴミ収納ボックス7選

カラスによる被害を防ぐには、追い払うだけでなく、ゴミや農作物に近づけない環境を整えることが重要です。
ここでは、家庭のゴミ置き場から家庭菜園、ベランダ、集合住宅の共用集積所まで、用途に合わせた7製品を紹介します。
カラス対策におすすめの7商品を比較
| 商品名 | 主な用途 | 特徴 |
|---|---|---|
| 日本マタイ 噂のカラスよけ | 家庭のゴミ置き場 | おもり付きネット |
| daim スマートストッカー | 戸別収集 | 45L袋1個分 |
| daim ポイっとボックス | 家庭のゴミ置き場 | 150Lのメッシュボックス |
| アイリスオーヤマ WY-780 | 屋外収納 | 約105Lのフタ付き |
| 日本マタイ 強力防鳥網 | 家庭菜園・畑 | 作物をネットで保護 |
| 日本マタイ ベランダメッシュ | ベランダ | 30mm目の侵入防止ネット |
| リッチェル ST350 | 共用ゴミ集積所 | 350Lの大型容器 |
それぞれの特徴を確認していきましょう。
① 日本マタイ 戸別収集用 噂のカラスよけ 140L
家庭のゴミ袋をすっぽり覆える、約140Lの防鳥ネットです。
周囲におもり入りロープが付いており、ネットがめくれにくい構造になっています。
手軽に設置できますが、ゴミ袋がはみ出さないように使用することが大切です。
こんな人におすすめ: 低コストで手軽にカラス対策を始めたい人。
② daim スマートストッカー 45L
45Lのゴミ袋を1袋収納できる、パネル型の屋外用ゴミストッカーです。
スリムな形状で、玄関先などの限られたスペースにも設置しやすいことが特徴です。
ただし、ゴミの量が多い家庭では容量が不足する場合があります。
こんな人におすすめ: 戸別収集でゴミ袋が少ない家庭や、省スペースで使いたい人。
③ daim ポイっとボックス 150L
150Lの容量を持つ、メッシュタイプの屋外用ゴミボックスです。
45Lのゴミ袋を2袋収納でき、上部と側面から出し入れできます。
通気性がある一方、底面がない構造のため、設置場所や固定方法を確認する必要があります。
こんな人におすすめ: ゴミ袋が複数あり、ネットをかぶせる手間を減らしたい人。
④ アイリスオーヤマ ワイドストッカー WY-780
約105Lの容量を持つ、フタ付きの屋外収納ボックスです。
ゴミ袋を外から見えにくくでき、ゴミ以外の屋外用品の収納にも活用できます。
ただし、カラス対策専用製品ではないため、フタが開けられないように管理することが大切です。
こんな人におすすめ: ゴミの収納だけでなく、屋外収納としても使いたい人。
⑤ 日本マタイ 強力防鳥網
家庭菜園や畑、果樹園などで使用できる防鳥ネットです。
丈夫な糸を使用した製品で、野菜や果物への鳥の侵入を防ぐ対策に向いています。
サイズや網目の種類を確認し、作物に合ったものを選びましょう。
また、鳥が絡まないように適切な設置と点検が必要です。
こんな人におすすめ: 家庭菜園や畑の野菜・果物を守りたい人。
⑥ 日本マタイ ベランダメッシュ 30mm目
ベランダへの鳥の侵入を防ぐための、30mm目のネットです。
主にハト対策向けの製品ですが、カラスなどの侵入防止を検討する際にも候補になります。
ただし、設置方法によっては隙間ができるため、カラス対策としての効果が保証されるものではありません。
また、マンションでは管理規約や避難経路への影響を確認しましょう。
こんな人におすすめ: ベランダへの鳥の侵入やフン害に困っている人。
⑦ リッチェル ワイドペール ST350
350Lの大容量を備えた、屋外用の大型ゴミ収納容器です。
45Lのゴミ袋を約7袋収納でき、集合住宅や店舗などのゴミ集積所に向いています。
家庭用製品と比べて設置スペースや費用が必要になるため、事前の確認が重要です。
こんな人におすすめ: 集合住宅や共用ゴミ置き場を管理している人。
カラスとエアガンに関するよくある質問

最後に、カラスへのエアガンの使用や追い払いについて、よくある疑問をまとめます。
カラスにエアガンを向けて威嚇するだけなら違法ではありませんか?
BB弾を発射せず、カラスを傷つけていないからといって、すべての状況で問題がないとは限りません。
鳥獣保護管理法では野生鳥獣の捕獲・殺傷が原則禁止されていますが、エアガンを向ける行為そのものについては、状況に応じた判断が必要です。
周囲に人がいる場所では、銃に似た物を構える行為が不安やトラブルを招く可能性もあります。
カラスを追い払う目的でエアガンを向けることはおすすめしません。エアガンを撃つ音だけでカラスは逃げますか?
突然の音に驚いて逃げる可能性はありますが、継続的な効果が得られるとは限りません。
カラスは学習能力が高く、危険がないと判断した刺激には慣れることがあります。
エアガンの発射音だけを目的とした使用も、安全面から避けるべきでしょう。自宅の庭でカラスを追い払うにはどうすればよいですか?
まずは、カラスが庭に来る原因を確認しましょう。
食べ物やペットの餌がある場合は片付け、家庭菜園の作物が狙われている場合は防鳥ネットなどで保護します。
カラスが巣やヒナを守っている場合は、刺激せずに距離を取ることが重要です。カラスの巣を勝手に撤去してもよいですか?
卵やヒナがいない空の巣については、鳥獣保護管理法上の捕獲許可が必要とは限りません。
しかし、卵やヒナがいる場合は、許可なく採取・捕獲・殺傷することが原則禁止されています。
また、他人の土地や公共施設にある巣を勝手に撤去することも避けましょう。
巣の撤去が必要な場合は、土地の所有者や施設管理者、自治体に相談してください。カラスよけの超音波や目玉風船は効果がありますか?
農研機構によると、鳥は一般的に人間が聞こえない超音波を聞き取れないため、超音波による追い払いは期待できません。
また、目玉風船などの視覚的な対策も、設置直後は警戒される可能性がありますが、慣れによって効果が薄れることがあります。
カラスを確実に寄せ付けない方法とはいえないため、防鳥ネットなどの物理的な対策と組み合わせることが大切です。
参考:農研機構|鳥害とは
まとめ|エアガンに頼らずカラス被害を防ごう

カラスにエアガンを使用すると、一時的に逃げる可能性はありますが、長期的な追い払い効果が得られるとは限りません。
また、BB弾によってカラスを傷つければ法律上の問題につながる可能性があり、住宅街などでは周囲への危険もあります。
農業被害対策としてエアガンを利用した追い払いが紹介されている例はありますが、一般家庭での自由な使用を認めるものではありません。
カラス被害を防ぐために大切なのは、追い払うことよりも、カラスが近づきにくい環境を整えることです。
ゴミ置き場なら防鳥ネットや収納ボックス、家庭菜園なら防鳥網やテグスなど、被害の原因に合わせた方法を選びましょう。
カラスを傷つけず、人間も安全に生活できる環境を作ることが、長期的な被害防止につながります。