処置の為CT室へ
『CTで確認しながら、お腹に穴を空けて、ピンポイントで膿の所に管を通して外に出す』という処置(手術)をする為に、CT室へ向かいます。
まずはもう一度CTを撮ります。
今回は『造影剤』というのを点滴から入れて撮るそうです。
より鮮明に撮る事が出来るのでしょうか・・・
CT室へ入り準備します。
そして先生を待ちます。
しばらくして先生が到着します。
「もう少し年齢ががいってたら死んでたかもよ」
とサラッと言われました。
「え?それは結構やばい状態では・・・」
ちなみに45歳です。
処置を始める前に病院のベッドに空きが有るか確認するそうです。
「え?このタイミングでその確認?」
ベッドに空きが無ければ、入院が出来ない、もちろん手術も出来無いので、ここから転院となるそうです。
そうなればベッドに空きが有って、処置が出来る病院を今から探すしかなく・・・
「それは嫌!なんとかベッドに空きがある事を願うしか有りません。」
20~30分は待ったでしょうか・・・
ベッドに空きが有る事が確認出来て、これから処置(手術)となります。
手術
止まっていた時間が動き出します。
手術をするに当たって同意書が必要になるんだけど「同意で良いですよね?」
もちろん「はい」と答えます。
では後はこちらで代わりに記入しておきます。
との事で進みます。
まずはCTを撮ります。
音声が流れます。
『息を吸って~』
『止めて下さい』
局部麻酔
次にお腹の辺りを注射器で局部麻酔します。
「痛い」
麻酔が効くのを待ちます。
効いたかどうかの確認をされますが、
「感覚は鈍くなってますが、まだ痛みは感じそうです。」
追加で麻酔が入ります。
さらに麻酔が効くのを待ちます。
そして処置が始まります。
「いや!?」
「ちっと待って下さい!?」
「かなり痛いです!?」
「痛い!」
「痛い!痛い!」
「痛い!痛い!痛い!」
腕に筋肉注射の麻酔が追加されます。
「筋肉に直接打つので痛いですよ~」
と
しかし局部の方が痛すぎて、注射は全然平気でした。
CTを確認しながら処置
「造影剤」が点滴から入ります。
体が熱くなるような感覚が有りました。
先ほどお腹に穴を空け、通した管の、その先端をピンポイントで膿の有る場所に設置するべくCTを撮ります。
確認、調整、確認・・・と何回かCTを撮りました。
その際の音声が
『息を吸って~』
『吐いて~』
『止めて下さい』
とさっきと違ったのが気になりました。吐いて~が増えてるし(笑)
そして何度かの調整を繰り返し、設置個所が確定し、管を縫って完了しました。
入れた管から注射器の様な物で吸い出すと、膿が出て来ました。
そしてある程度、膿を出したところで、その管の先に袋のようなものをつけ、常に足元付近に置いておくような形で完了です。
先生曰く
この段階では手術は上手くいったそうです。
「良かった~」
手術も終わり病室へ
病室へすぐ行くのかと思いきや、救急センター?緊急の処置室?のような場所に一旦入ります。
病室に入る前に、コロナウイルスのPCR検査をしないといけないみたいです。
診察前にやったのは抗原検査。
コロナウイルスの影響か・・・大変だな~
血圧を測ったり、体温を測ったり、そしてしばらくしてPCR検査の結果が出て「陰性」
左手首に名前や生年月日、バーコードが付いたバンドを装着しました。
そして病室へ移動です。
そういえばCT室へ向かう頃から移動手段が車イスから↓に変わりました。
もちろん寝たままの移動です。
処置室的な場所を出るとうちの奥さんがずっと待ってくれてました。
時刻はおおよそ19時頃。
病院へ来てすでに10時間以上は経っているでしょうか・・・
エレベーターに乗り、ベッドを押してくれてる看護師さんがうちの奥さんにも声をかけてくれて一緒に乗って4階まで。
そこで自分はエレベーターを降りて一番奥の個室に。
うちの奥さんはなぜか反対側のダイニング(待合室的な場所)方に行きました。
『この時に入院に当たっての説明や手続きをしていたそうです。』
ストレッチャーから病室のベッドに移動しました。
少し落ち着いたらうちの奥さんと、現状や今後の事など少し話そうと思ってたら・・・
コロナウイルスの影響で面会禁止
だそうで・・・
さっきまで一緒に居たし、エレベーターも一緒に乗って、ここ個室ですけどダメなんですか?
「伝言や荷物の受け渡しなどは、やってくれるとの事」
もう少し早くそれを聞けてれば、ここに来るまでに一瞬話したり、荷物も受け取っておけたのですが・・・
仕方ないですね・・・
とりあえず
「携帯電話が欲しい」
「手術をする際に着てきた服は脱いだので持って帰って欲しい」
の2点の伝言をお願いしました。
その受け渡しも終わりひと段落です。
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