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虫垂炎(盲腸)の症状や原因など【体験して分かった事まとめ1】

2021年9月5日

虫垂炎について調べてみました

かかった後で今更なんですが、ネットで調べてみました。
「もっと早く知ってれば・・・」
「知った所で、どうしようも無い事・・・」
様々でした。

虫垂炎の概要

大腸の入り口にある盲腸に、虫垂という5〜10cm程度の突起物がある。この虫垂が異物やふん石(消化管の内容物が固まったもの)などが原因で閉塞し、炎症をおこす病気が「急性虫垂炎」「盲腸」という呼び名で広く認知されている症状。急に激しい腹痛をもたらす病気を「急性腹症」というが、急性虫垂炎はその中でも最も多い病気。2、3歳くらいの幼児期から小中学生、20代くらいまでの発症率が高いが、高齢者を含め男女問わずどの世代にも見られる。右下腹部の痛みでよく知られ、小さな子どもの場合は食欲減退、嘔吐などがきっかけで判明することもある。炎症が粘膜のみにある「カタル性虫垂炎」、虫垂壁全体が炎症している「蜂窩織炎性(ほうかしきえんせい)虫垂炎」、壁に壊死が発生している「壊疽性(えそせい)虫垂炎」に分類される。

虫垂炎の原因

急性虫垂炎は、虫垂に急な炎症が起こることによって発病する。その原因はすべて解明されているわけではないが、ふん石(消化管の内容物が固まったもの)などの異物が原因で虫垂が閉塞したり、虫垂がねじれたりすることで血行が悪化することで発症するとされている。食べ過ぎ・飲み過ぎ、不規則な生活、便秘、過労など日頃の習慣によっても症状が誘発されると考えられている。虫垂炎は虫垂が炎症を起こし化膿している状態のため、放置すると虫垂内に膿がたまり、それが右下腹の痛みの原因となる。この段階では発熱も生じる。さらに悪化すると穿孔し、膿が腹腔内へ流れ出て腹膜炎をも併発しかねないため、注意が必要だ。

虫垂炎の症状

右下腹が痛むことで知られるが、最初は虫垂の根元が詰まって圧迫されるため、初期症状としてはみぞおち辺りに痛みが出ることが多く、嘔気を伴うことも多い。下痢を伴うこともある。それから徐々に右下腹部へと痛みが移動し、時間が経つほどひどくなる。痛みを伝えるのが難しい幼児の場合、食欲不振、嘔吐などの症状が異変に気づくきっかけとなる。炎症がひどくなり、虫垂に穴が開くと痛みが増す。膿が広範囲に広がると、高熱が出ておなかを触られるだけでも痛みを感じる。強い痛みのため腹筋の力が抜けず、背中を丸めた姿勢になることが多くなる。

自分が読んで分かりやすかった記述

虫垂炎症状

虫垂は大腸(結腸)の始まりのである盲腸から芋虫の様にぶら下がっており「虫垂突起」とも呼ばれ、通常は右下腹部に位置します。虫垂炎は旧来「盲腸炎」と呼ばれていた時期がありました。これは診断の遅れから、開腹手術をした時は既に虫垂炎が進行し虫垂が化膿・壊死をきたし盲腸に張り付き、あたかも盲腸の疾患の様に見えることが多かったためです。
虫垂炎は若年者から高齢者まで幅広い年齢層で発症します。10~20代の発症が他の年齢層よりやや多い傾向があります。
50歳以下で緊急手術になる急性腹症の中で最も頻度が高い疾患です。ただし、見逃されやすい疾患の代表でもあります。その原因として「虫垂炎=右下腹部痛」、「虫垂炎=持続痛」という「思い込み」があるようです。

虫垂炎初期症状

虫垂は通常は右下腹部に位置します。しかし、虫垂炎の初期は右下腹部痛で始まる訳ではありません。通常は心窩部(みぞおち)か臍周辺の痛みから発症します。
虫垂開口部が炎症や異物(糞石など)で閉塞すると虫垂管腔の内圧が上昇します。その刺激が内臓求心性神経を介して心窩部や臍周囲の鈍痛(漠然とした痛み)が生じます。
すなわち、虫垂炎の初期の疼痛は内臓痛です。そして、そのため悪心・嘔吐、食欲不振といった症状も伴います。

虫垂炎進行症状

その後、虫垂の管腔粘膜に炎症が起きる痛みは右下腹部へと移動しは持続的な鈍痛となる。
そして、炎症が虫垂管腔の内側から臓側腹膜に波及して右下腹部の持続的な鋭い痛みとして体性痛が発生する。
さらに進行すると、発熱や白血球の増多が認めれられる様になります。

虫垂炎診断のポイント

これらの症状の発生順序は虫垂炎の診断において極めて重要です。典型的な虫垂炎では次の順番で症状が出現します。

①心窩部・臍周辺の漠然とした痛み

②悪心・嘔吐・食欲不振

③右下腹部に痛みが移動

④発熱

⑤白血球増多・炎症反応陽性

胃腸炎では腹痛の前に悪心・嘔吐が先行することが多く、虫垂炎との鑑別点となります。痛みの前に悪心・嘔吐が出現した場合は虫垂炎が可能性は低くなります。

虫垂炎:心窩部・臍周辺痛 ⇒ 悪心・嘔吐

胃腸炎:悪心・嘔吐 ⇒ 腹痛

調べた事を実体験と比べて見ると

腹痛もあったのですが、耐えられない痛みで無かった事。

吐き気があったので「ノロウイルス」などのウイルス性の胃腸炎、もしくは細菌性・・・
とにかく『胃腸炎』だと勝手に思い込んでいました。

その思い込みが、腹痛やさまざまな症状の原因が判明するまでに時間がかかった要因かと思われます。

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